■お知らせ
『日本橋茶会の楽しみ方』
日本橋倶楽部「お茶会」を下記の要領で開催いたします。
茶会の楽しみ方、席での茶器やお菓子の食べ方などを
レクチャーいたします。
詳しくは同封のご案内をご覧の上、お申込みください。
日 時: 9月24日(火)
第一席 12時から
第二席 13時から
第三席 14時から
第四席 15時から
各回10名
会 場: 橋楽亭(コレド室町3 3階)
席 主: 岸本 みち子 氏 (日本橋倶楽部会員)
会 費: 3,000円(税込)
お茶会実行委員会
講師 : 小野 晶史 氏
アクアカルチャー㈱ 代表取締役
演題 : あなたの知らない世界のうなぎ
「ウナギ」といえば「夏の土用丑の日」であり、
「夏」とセットで考えられているが、それは
日本だけのものであることは意外と知られていない。
スペインやフランスではウナギ稚魚のシラスウナギの
食文化が定着しているが、そのシーズンは冬であり、
日本では想定もしない調理方法で超高級食品として
クリスマスに食される。
2014年から2015年にかけて現地や日本の業界関係者も交え、
フランスからスペイン、モロッコまでシラスウナギを追いかけた。
その過程で発見した「冬」にウナギを堪能する独特のウナギの食文化を
スペイン・サンセバスチャンのバスク料理も交えながら紹介したい。
講師 : 車 浮代 氏
江戸料理文化研究所 代表 ・ 時代小説家
演題 : 2025年大河ドラマの主人公・蔦屋重三郎とは?
来年のN H K大河ドラマ『べらぼう?蔦重栄華乃夢噺?』で、
横浜流星さんが主役を務める蔦屋重三郎(通称:蔦重)。
ドラマが決まるまで「彼の名を知らなかった」という方は、
少なくないのではないでしょうか。
吉原で生まれた蔦重が、いかにして版元(出版社兼書店)になり、
江戸中期を代表するメディア王になったのか。
彼の生い立ちとプロセス、特に浮世絵師四天王の中の2人、
歌麿と写楽のプロデュース法を、図版を交えてお話します。