■お知らせ

2025-12-01 19:22:00
一般公開講演会 12月22日(月) 15:00~16:30

【演題】

フレイル2.0

国家公務員共済組合連合会虎の門病院名誉院長  大内 尉義 氏

 

フレイルとは虚弱、老衰などとよばれた状態に近い概念で、加齢とともに体が衰弱し、要介護の状態に至る過程と定義され、健康と要介護の中間の状態と考えられます。フレイルはいわゆる病気ではなく、生活機能が障害される状態ですが、「年のせい」ではなく、治療や介入により再び健常な状態に戻る、可逆性という概念が含まれていることが重要なポイントです。そのためには、高齢になっても、たんぱく質を中心としてしっかり栄養を摂るとともに、筋肉トレーニングを行うことが重要です。フレイルについては、2023年暮の本会でもお話ししましたが、今回はフレイル予防のその後の進歩をお話しするとともに、筑波大学の先生をお招きして実際の筋トレの方法を楽しく学んで頂く機会にしたいと思っています。

 

※12月の一般公開講演会は2名の講師をお招きしております。

2025-12-01 19:14:00
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【演題】今からでも遅くない!フレイル予防の筋トレ術

 

筑波大学 体育系准教授・SWC政策開発研究センター副センター長  田邉 解 氏

 

【講演要旨】 

「フレイルは予防可能である」これは日本人高齢者を対象とした多数の研究結果から得られた結論です。また、その予防効果は、80歳でも90歳でも100歳でも得られることがわかっています。つまり、年齢によらず効果が得られるということです。フレイル予防の方法はいくつかありますが、筋力トレーニング(筋トレ)とたんぱく質の摂取が最も有効だとされています。今回は、筑波大学体育系のとある健康運動教室にて、10年以上実践されてきた筋トレメニューを紹介し、来場した皆さまと一緒に実践できればと思っています。筋トレというとハードなイメージがありますが、今回のメニューは自宅でもでき、特別な器具もなく、楽しく実践できるものを用意しています。多くの方の参加をお待ちしています。    

 

 

※12月の一般公開講演会は2名の講師をお招きしております。

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