■お知らせ
「わいがや会」を2月13日(木)に開催いたします。
今回は「千疋屋総本店」の六代目店主 大島博氏のお話を伺った後、
「デーメテール千疋屋」でのお食事を楽しんでいただきます。
詳細とお申込みは、今号に同封しております「ご案内」をご覧ください。
日本橋倶楽部『茶会』を2月19日(水)に開催いたします。
前回好評の「ワークショップ形式」での体験もできる、
初心者でも楽しめるように企画しております。
詳細は今号に同封しております、「案内」をご覧ください。
演題 : 2020年の日本経済~東京五輪を迎えて~
講師 : 熊野 英生氏
(株)第一生命経済研究所経済調査部 首席エコノミスト
いよいよ夏に東京五輪が開催される。消費税率が上がり、
その反動減が年初は残るだろうが、
五輪効果によって消費は復元していくだろう。
五輪後は、トランプ再選か、民主党候補が大統領になる。
いずれにしても波乱が予想される。
日本の景気は、2019年中の停滞から、
2020年に入ると徐々に拡大へと転じていく見通しである。
これが本格復活を実感させるには、賃金上昇が明確になる必要があるが、
まさにそこが今後の課題である。
演題 : 季節と映画と経済と
― 寅さんと黒澤明をベースとして(シネマ経済学)
講師 : 宿輪 純一氏
経済学博士・帝京大学経済学部教授・映画評論家
『寅さん』の新作も公開されました。
季節行事として、日本ではお正月やお盆といったものがあります。
また各地でのお祭りがあります。
それは大きな節目となり、消費がピークを迎えます。
そのベースには農業の収穫があり、日々の労働があり、
将来の繁栄を祈ります。
しかし、それを狙う良からぬ考えを持った不届きな輩もいます。
それは映画の設定としては、大事なシチュエーションです。
海外の映画でも変わりません。
そんな映画にみる季節と経済の楽しい話をさせて頂いたらと
存じております。