■お知らせ
2025-12-01 19:22:00
【演題】
フレイル2.0
国家公務員共済組合連合会虎の門病院名誉院長 大内 尉義 氏
フレイルとは虚弱、老衰などとよばれた状態に近い概念で、加齢とともに体が衰弱し、要介護の状態に至る過程と定義され、健康と要介護の中間の状態と考えられます。フレイルはいわゆる病気ではなく、生活機能が障害される状態ですが、「年のせい」ではなく、治療や介入により再び健常な状態に戻る、可逆性という概念が含まれていることが重要なポイントです。そのためには、高齢になっても、たんぱく質を中心としてしっかり栄養を摂るとともに、筋肉トレーニングを行うことが重要です。フレイルについては、2023年暮の本会でもお話ししましたが、今回はフレイル予防のその後の進歩をお話しするとともに、筑波大学の先生をお招きして実際の筋トレの方法を楽しく学んで頂く機会にしたいと思っています。
※12月の一般公開講演会は2名の講師をお招きしております。


