■お知らせ
2020-01-31 13:05:00
演題 : 漱石アンドロイドとAIの未来
講師 : 西畑 一哉 氏
二松学舎大学 常任理事
日本橋と漱石の縁は深く、漱石の「三四郎」には越後屋(現三越)が登場し、
コレド日本橋にも「こころ」などに登場する「木原(きわら)亭」に
ちなんだ碑が立っています。漱石アンドロイドは漱石が在籍していた
二松学舎の創立140周年を記念して作成されたものです。
大阪大学の石黒浩教授が制作を担当し、声の音素登録は漱石の直孫である
夏目房之介氏にお願いしました。
現在、二松学舎大学、附属高校等で漱石アンドロイドによる
朗読講義(「こころ」、「夢十夜」等)を実施しているほか、
大阪大学との共同研究として漱石アンドロイドによる各種実験を行っています。
将来的に漱石アンドロイドにAIを搭載して自動会話を可能にすることを考えて
おり、漱石アンドロイドを通してアンドロイドとAIが紡ぐ未来を展望します。